知的財産権に関する総合コンサルティング事業を手がけるマークアイの保有株式を投資ファンドのベーシック・キャピタル・マネジメント傘下のみのり3号投資事業有限責任組合に譲渡することが決定された。譲渡価額は16億円で、譲渡予定日は2019年3月29日。リアルワールドは動画事業に注力するため、経営資源の選択と集中の一環としてマークアイを切り離すことにした。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:リアルワールドが動画事業に注力するため、マークアイを切り離すことは戦略的な判断である。一方で、投資ファンドによる買収は、知的財産権に関する総合コンサルティング事業に対する需要の高まりを背景に、今後の成長が期待される分野であることを示している。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。